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認知的不協和理論

アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーが提唱した理論であり、自身の中に矛盾した認知や感情が生じた場合に、その不快感を取りさらうために双方の辻褄を合わせようとすることを指す。具体的には、矛盾した一方の要素を変化させたり、情報を追加して正当化しようと試みたりといった行動を引き起こす。いわゆる「酸っぱいブドウ」が典型例といえる。たとえばアンケートでは、被験者に無作為に質問に対してYES/NOの回答を与えた場合でも、後からその理由を尋ねるともっともらしい理由を挙げる事が知られており、これは被験者が認知的不協和を解消しているシーンである。

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