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fNIRS/機能的近赤外線分光法

生体組織を透過しやすく、かつ、ヘモグロビンに吸収されやすい近赤外光を頭皮上から照射し、照射点から一定の距離をおいた検出点で検出される光の強度から、大脳皮質付近での血流活動を推定する手法。吸光度の計測方法を分光法という。頭蓋外から光を照射するだけで脳活動を計測できる非侵襲的手法のため、乳幼児から大人まで安全な脳計測が可能となっている。日本発の国産イノベーション技術であり、世界初のfNIRS計測装置は「光トポグラフィ」として日立製作所が商標登録し、世界中で利用されている。
この日立グループのfNIRS計測機器事業のウェアラブルデバイス部門を承継し、東北大学とのジョイントベンチャーとして誕生したのがNeUである。

[読  み]えふにるす/きのうてききんせきがいせんこうぶんこうほう
[英語表記]機能的近赤外分光法(functional Near-Infrared Spectroscopy, fNIRS)