FAQ

よくあるご質問

ニューロマーケティングとはなんですか?

認知神経科学の知見に基づいたマーケティング手法です。コンシューマーニューロサイエンス(消費者神経科学)、ニューロリサーチなどとも称されます。詳しくはニューロマーケティングとはをご参照ください。

ニューロマーケティングを依頼する際の費用感について教えて下さい。

脳活動などの生体指標の計測を伴うため、実験に要する日数および計測する人数、生体計測項目数、データ解析量などの作業工数によって費用が大きく異なります。具体的なお見積りをさせていただきますのでぜひ一度お問い合わせください。

見積算出に必要な情報は何ですか?

実験の難易度(先行研究の有無)、実施する計測項目、計測人数、実験日数、データ解析量などから見積りは構成されておりますが、基本的にはクライアント様の検証したいテーマさえお持ちいただけましたら、弊社側で全体費用感など見積りご提示させていただきます。

生体計測が初めてなのですが、デモは可能ですか?

実際に見学や体験にいらしていただくことも可能です。お気軽にご相談ください。

脳波の計測はできますか?

弊社は脳血流(fNIRS)計測を主としておりますが、必要に応じて脳波(EEG)計測も実施可能です。これら脳計測の手法にはいずれも一長一短がございますので、クライアント様のご要望・求めるアウトカム(実験結果)に合わせて最適な計測手法をご提案しております。

脳波計測と脳血流量計測は何が違いますか?

いずれも脳の活動を表していますが、計測している対象が異なります。脳波とは、脳内のニューロン(神経細胞)の活動によって発生する電気信号を指します。脳波計(EEG: Electroencephalography)を用いて、これらの電気信号を頭皮上で測定することができます。一方、脳血流計測(fNIRS:functional Near-Infrared Spectroscopy)とは、近赤外光を用いて脳血流の変化量を測定する方法です。

fNIRSの利点を教えて下さい。

主には、人体に安全な近赤外光を用いているため、赤ちゃんから老人まで安全に計測可能であること、光による計測のため、内部・外部からの電気的ノイズに頑健であること、そしてそのため、他の脳計測手法と比べて日常に近い環境での実験実施が可能であることなどが挙げられます。詳しくは、脳血流計測(fNIRS)をご参照ください。

計測可能な生体データは何がありますか?

fNIRSによる脳活動計測を中心に、以下のような生体データが測定可能です。
・脳血流計測(fNIRS)
・アイトラッキング(視線計測)
・瞳孔径計測
・心拍/心電 計測
・皮膚電位計測(EDA)
・脳波(EEG)
・眼電位
など

1度に何名同時に計測できますか?

最大で20名程度の同時計測を実施した実績がございます。標準では8名まで計測可能です。

NeUの実験室以外の会場での計測は可能ですか?

クライアント様のオフィスや、レンタルスペースでも計測は可能です。実験環境の構築や機材の搬送に応じて出張作業料をお見積りさせていただく場合がございます。

よくある実験のイメージ(計測人数、計測時間、計測日数)を教えて下さい。

脳計測を伴う実験の場合、計測人数は一群20名程度を推奨しております。一人当たり1-2時間計測、所要日数2日間程度が標準的な実験となります。

どのくらいのサンプル数があれば信憑性のある結果といえますか?

実験内容は千差万別のため一概には申し上げられませんが、弊社としては一群20サンプル(有効被験者数:20名)を推奨しております。これは実験結果から論文化などを目指す際に、最低限必要なサンプル数とお考え下さい。

どんな実験をしたらいいかわからないので相談に乗ってもらえますか?

もちろんでございます。学術的な知見に基づいた先行研究ベースでの確かな実験デザインと、経験豊富なデータサイエンスチームによる高度な解析技術により、クライアント様のニーズに寄り添ったオーダーメイドでのリサーチが可能です。まずは実験の目的やご予算をヒアリングさせていただきますので、こちらよりお問い合わせください。

類似の先行研究があるか調べて欲しい。

先行研究の調査も承っております。ご検討のテーマに関連する論文をピックアップし、要点をスライドにまとめてご納品します。費用は20万円~、調査するテーマの範囲や論文の本数などによって変化いたします。調査結果のサンプルなどをご希望の場合は、こちらよりお問い合わせください。

被験者は誰が集めるのですか?

被験者のリクルーティングはクライアント様でも弊社でも、どちらでも可能でございます。ご都合の良い方をお選びいただけます。

実験から望むような結果が上手く得られるかどうか不安です。

実験が上手くいかない原因は、実験デザイン段階の失敗や、実験オペレーションの失敗にあることがほとんどです。検討する上では、なるべく早い段階からぜひご相談ください。実験の成功が難しいと考えられる場合は、弊社での実施をお断りすることもございます。また、本実験前に小規模での予備的な検討(予備実験)を実施することにより、実験オペレーションの確認や計測結果からの効果量算出などを行い、本実験の確実性を高めることも可能です。

実験やインタビューを実施している日に見学に行くことは可能ですか?

実験に影響のない範囲でしたら可能です。ご相談ください。

機器のレンタルは可能ですか?

機器のレンタルは原則行っておりません。

オンライン上でのアンケート調査も依頼可能ですか?

生体計測と合わせての実施や、オンラインアンケート単体での実施が可能です。弊社の特徴としては、設問に対する反応時間などの行動指標も合わせて取得する事が可能となっております。

倫理審査は可能ですか?

審査書類の作成から倫理審査委員会への提出まで一気通貫でご支援しております。詳しくはお問い合わせください。

機能性表示食品の取得サポートもしてくれますか?

機能性表示食品の取得に必要なエビデンス作りや論文化にご協力しております。CRO様などとの連携も可能です。詳しくはお問い合わせください。
関連記事:【機能性評価などに対応】fNIRSを用いた脳機能計測による、食品評価試験の受託パッケージサービスを開始

大学に研究を依頼するのとどちらが良いですか?

大学に依頼するのと同様に、弊社でも企業様からの委託研究・共同研究を実施しております。良し悪しは一概には言えないと思われますが、大学は通常は学生さんのサイクルに合わせて1年スパンでの研究・報告となるところ、弊社では研究開始から最短3ヶ月で試験の実施・報告が可能です。大学の先生を監修者とした研究や、研究を論文化した実績も多数ございます。詳しくはお問い合わせください。

全体のスケジュールは?

弊社にお問い合わせいただいてから、ヒアリング・お見積り→ご契約→実験デザイン検討→実験運営→データ解析→レポーティングという流れで、最短3ヶ月間で実施可能です。実験規模や難易度にもよりますのでお気軽にお問い合わせください。

契約形態(単発実験・継続実験・解析のみなど)について。

単発の委託試験はもちろん、クライアント様が取得したデータの解析や技術指導を伴うコンサルティング契約など、ご要望に合わせて様々な契約形態をご提供しております。共同研究や論文作成なども承っております。詳しくはお問い合わせください。

個人でも依頼できますか?

申し訳ございません。企業向けのサービスのため法人様のみを対象としております。

発注に必要な手続きを教えてください。

NDA締結の上、注文書をご発行いただくことで正式なご発注となります。

調査結果はどのような形で納品されますか?

Excelなどでのデータ解析結果に加えて、必要に応じて実験データの解釈を付与したレポート形式での調査結果報告も行っております。

モニタリング当日の服装や持ち物はありますか?

基本的には服装の指定はございません。心拍測定を伴う場合、電極パッドを貼っていただく必要があるため、ワンピースやオールインワンなど上下が繋がっている服装は避けていただきますようお願いいたします。また視線計測の場合、視力矯正が必要な方には、眼鏡・ハードコンタクトレンズでは計測が難しいためソフトコンタクトレンズの着用をお願いしております。持ち物は特にございません。

当日会場までの道に迷ったらどうしたらいいですか?

NeUモニター受付のLINEトーク上、予約確認に記載されている緊急連絡先までご連絡ください。

体調不良などのキャンセルについて。

来場日の前日までは、NeUモニター受付のLINEトーク画面よりご連絡ください。当日の場合は、LINEトーク上の予約確認に記載されている緊急連絡先までお電話いただきますようお願いいたします。

治験とはどう違いますか?

治験とは、まだ承認されていない薬や医療機器について、厚生労働省の承認を得ることを目的として行われる実験のことで、弊社では一切行っておりません。弊社ではマーケティングリサーチの範囲内で生体計測(脳血流、心拍数、発汗など)を用いた臨床実験に協力していただいております。モニター様の健康を損ねる心配はございませんのでご安心ください。

個人情報の取り扱いについて。

ご登録いただいた個人情報は、モニター募集のご案内に関わる情報を提供するために使用させていただきます。また、合意なしにその他の目的に使用することはございません。弊社は、個人情報保護に関する法令や規範を遵守するとともに、内部規定や体制を適宜見直し、個人情報を厳格かつ適切に管理することをお約束します。詳しくは個人情報の取り扱いをご参照ください。

計測したデータはどのようにして扱われますか?​

個人情報を含まない形式で数値データとして処理・加工した上で、依頼主のクライアント様にデータを提供しています。​

生体計測は痛みを伴いますか?​

いずれの生体計測装置も安全性が確認されており、痛みを伴うことはございません。​計測装置を装着する場合に、頭の締めつけ感が気になる場合は、​遠慮なくスタッフにお声がけください。​

報酬はいくらですか?​一律ですか?

案件により内容が異なるため前後しますが、来場試験の場合は5000円程度、WEB試験の場合は100円程度お支払いいたします。詳しくは応募時の案件詳細をご確認ください。来場時の報酬には、交通費も含まれております。

報酬の支払いはどのような形式ですか?​

Amazonギフトカードの形式でお支払いいたします。ご参加いただいた後、約2か月以内にLINEトーク画面にてコードをお送りいたします。AmazonギフトカードはAmazonでのお買い物でご利用いただけます。ご利用の際には、Amazonアカウントが必要です。

脳計測にはどのような機器を使用しますか?

fNIRS(ニルス)という太陽光にも含まれる微弱な近赤外線光を用いた機器を使用します。おでこの部分に機器を装着して脳血流量を測定いたします。fNIRSは生体を傷つけないため、赤ちゃんから高齢者まで安全に計測が可能です。

NeUモニターではどのような案件がありますか。

NeUモニター募集ページにてご確認ください。

NeUモニターへの参加の流れを教えてください。

NeUモニター募集ページにてご確認ください。

ニューロマーケティングの事例はどのようなものがありますか?

ニューロマーケティングは、商品開発や広告宣伝に活用されています。
実際に携わった事例をいくつかご紹介いたします。
▼ベビートイの商品開発協力(株式会社バンダイ様)
https://neu-brains.co.jp/neuro-plus/information/case/676/
▼広告デザイン評価サービス( TOPPANエッジ株式会社様)
https://neu-brains.co.jp/neuro-plus/information/case/664/
▼食品成分の臨床研究協力(キリンホールディングス株式会社様)
https://neu-brains.co.jp/neuro-plus/information/case/653/

モニター会員を退会するにはどうしたらいいですか?

LINEにてNeUモニター受付アカウントのトーク画面を開いていただき、右上にある三本線をタップした後に、ブロックを選択してください。