従属変数(量的変数)に対してカテゴリカルな要因(独立変数)の効果が、平均値の差として統計的に有意であるかを検定する手法。群間の平均値のばらつき(群間分散)と、各群内のデータのばらつき(群内分散)の比率を分析することによって行われる。独立変数の数によって、1つの要因なら一元配置分散分析、2要因なら二元配置分散分析などと呼ばれる。2つの群を検定する場合にはt検定が用いられるが、これは一元配置分散分析の特殊なケースと捉えられる。また、群間に群分け条件以外の要因が関連している可能性がある場合には、共分散分析(ANCOVA)を用いることが推奨されている。
[読 み]あのーば/ぶんさんぶんせき
[英語表記]ANOVA/分散分析(Analysis of Variance)
用語集
Glossary
ANOVA/分散分析
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