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スキマ時間に稼ぐことができる手軽さから、アルバイトや副業としてのモニター参加に注目が集まっています。主には、ウェブ上で参加するアンケート調査が一般的ですが、会場に足を運んで行う会場調査や生体計測調査、商業施設や飲食店を訪れて行う覆面調査、ご自宅にて調査に参加する訪問インタビューなど、多様なモニターが存在しています。
この記事では、各モニターの種類や特徴、報酬の形式、モニター参加のメリット・デメリットなどを解説いたします。
1.『モニター』とは?
モニターは、企業からの依頼により、商品やサービスを体験し、アンケートやインタビューなどを通して感想を伝えることで報酬を得ることができます。企業は、モニターからのフィードバックを自社の商品開発やマーケティング戦略に活かしています。
まずは、モニターの種類と特徴について見ていきましょう。
1-1.アンケートモニター
ウェブ上でアンケートに回答します。最も一般的なモニターの形式であり、多くのアンケートモニターサイトが存在しています。アンケートモニターには、アンケート回答のみで完結すると、実際に商品やサービスを試してからアンケートに回答するホームユーステストがあります。報酬は他のモニターと比較して、あまり高くはありませんが、スキマ時間に自宅で手軽に参加できるというメリットがあります。
1-2.インタビューモニター
会場またはオンラインでインタビューに参加します。内容にもよりますが、通常1~2時間程度で実施されます。会場に足を運んで行うインタビュー調査の方が報酬は高い傾向にありますが、オンライン参加でも自宅にいながら高報酬を得ることができます。
1-3.訪問インタビューモニター
調査員がご自宅に訪問する形式でインタビュー調査に参加します。住宅環境に関する内容やペットに関する内容など、実際にご自宅の様子を確認する必要がある場合に行われます。通常のインタビュー調査と同様に通常1~2時間程度で実施され、会場でのインタビューと同等の報酬を得ることができます。
1-4.会場調査モニター
会場に足を運んで商品やサービスを試したり、店頭を模した商品棚を見て回ったりした後に、アンケート回答や座談会に参加します。通常30分~1時間程度で実施されることが多く、ウェブ上のアンケート調査やインタビュー調査より、報酬が高い傾向があります。
1-5.覆面調査モニター
商業施設や飲食店を訪れてサービスを体験し、あらかじめ与えられたチェック項目に沿って、サービスの現状と品質を評価します。事前にチェック項目を確認する必要があり、体験後にはレポートを提出することが求められるため、労力はかかりますが、報酬はウェブ上の調査よりは高い傾向にあります。
1-6.生体計測モニター
脳活動や視線などの計測を伴う調査に参加します。測定機器を装着した上で広告を視聴したり、パソコンを使用した課題に取り組んだりする形式が一般的です。あまり広く知られていないため、抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、大手企業が採用する安全なリサーチ手法であり、安全性や倫理面は充分に考慮されています。通常30分~2時間程度で実施されることが多く、労力や拘束時間によって報酬は変動しますが、報酬は高めに設定されています。
それぞれのモニターには特徴がありますが、報酬の目安を整理すると、アンケートモニターが最も手軽な一方で金額は小さめ、会場調査や覆面調査は中程度、インタビュー(会場・訪問)、生体計測は比較的高額という傾向があります。
つまり、短時間・手軽さを優先するならアンケート、効率よくまとまった報酬を得たいなら会場調査・インタビュー調査・生体計測などがおすすめと言えるでしょう。
弊社ではアンケートモニターと生体計測モニターを提供しておりますが、計測は非侵襲(人体を一切傷つけない)の安全な方法で行われますので、赤ちゃんからシニアの方まで安心してご参加いただけます。モニターに登録される前は、生体計測モニターをご存知なかった方が多いですが、「面白い」「興味深い」「学びがあって楽しい」という感想や「次回も参加したい」というお声も多く頂いております。

生体計測を用いた調査は、商品開発や広告宣伝に活用されています。
実際に携わった事例をいくつかご紹介いたします。
▼広告デザイン評価サービス( TOPPANエッジ株式会社様)
▼食品成分の臨床研究協力(キリンホールディングス株式会社様)
2.報酬はどのくらい?どんな形式で支払われる?
報酬は、モニターを募集している企業や案件によって異なりますが、アンケート調査は数円~数百円程度、会場調査や計測調査は数千円~数万円程度です。会場や商業施設に足を運ぶ必要がある場合は、交通費が報酬に含まれている場合と別途支給される場合があります。モニター募集案内に金額と交通費の詳細が記載されているため、応募される際に事前に確認することをお勧めいたします。一般的に、報酬は拘束時間や労力に応じて変動します。
また、報酬の形式もモニターサイトにより異なりますが、主には現金払いとポイント制の2つ
が存在しています。また、ポイント制のなかでも、既存のAmazonギフトカードや楽天ポイントなどの特定のポイントやギフトカードが付与される場合と、モニターサイト独自のポイント形式で、ある程度ポイントが貯まらないと交換できないものがあり、注意が必要です。
実際に著者の体験談として、独自のポイント制の調査に協力したものの、必要なポイント数に届かず結局使えないまま失効してしまったことがありました。このように「せっかく参加したのに結果として報酬を活用できない」ケースもあるため、モニターに参加される際には、事前に報酬の形式も確認しておくと良いかもしれません。
3.モニター参加のメリット・デメリット
モニター参加を検討する上で、報酬以外にメリットはあるの?何かしらデメリットはないの?といった疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。ご検討の参考までに想定されるメリット・デメリットをお伝えいたします。
3-1.メリット
まずは、ご自身のスキマ時間に合わせて手軽に参加できることが大きなメリットとして挙げられます。学生の方が授業の空き時間にアルバイトとして計測調査に参加されるケースや、会社員の方が帰宅後に副業としてアンケート調査に参加されるケースなどがあります。ご自宅で実施するアンケート調査やインタビュー調査であれば、子育てや介護などでなかなか外出することが難しい方でも参加することが可能です。
また、モニター向けの調査は新製品や新サービスで実施されることが多いため、いち早く最新の商品を試すことができるという楽しみがあります。さらに、実際に試した後の自身の意見や感想が、企業の商品開発やマーケティング戦略に活かされているというやりがいを感じることもできます。
3-2.デメリット
モニター登録をする際には、個人情報が適切に扱われているサイトか否かを見極める必要があります。モニター募集サイトは個人情報の取り扱いに厳格に対処していることが多いですが、登録をする際には個人情報の取り扱いの項目を確認しておくと安心かと思います。
また、モニター募集は時期によって案件数にばらつきがあり、参加する調査の種類や案件によって報酬が異なるため、定期的に同等の報酬を稼ぐことが難しいというデメリットがあります。また、給与所得者はモニター報酬などの給与外の所得が年間20万円を超えた場合、個人事業主や給与を取得していない方は、年間48万円を超えた場合に確定申告をする必要があります。そのため、モニター参加で得た報酬は随時記録し、管理しておくことをお勧めいたします。
4.まとめ
モニターには様々な種類があり、労力や拘束時間に応じて報酬が変動すること、モニター募集サイトにより報酬の形式が異なることをお伝えいたしました。
モニター参加は、個人情報の取り扱いや確定申告の確認などの留意すべき点はありますが、スキマ時間に手軽に参加でき、企業の商品開発やマーケティング戦略に間接的に関われるというやりがいを感じることもできます。
少しでも興味をお持ちでしたら、最初は数分で手軽に始められるアンケートモニターから参加してみてはいかがでしょうか。
株式会社NeUでは、長年に渡って日立と東北大学が培ってきた脳科学知見を活用して、企業の課題解決に取り組んでおり、調査に協力してくださるモニターを募集しております。
4-1.モニターの種類
▼アンケートモニター
LINE上でアンケートに回答(報酬:100円程度)
▼生体計測モニター
会場にて計測を伴う調査に参加(報酬:5000円程度)
報酬額は案件によって異なりますが、弊社では、いずれもAmazonギフトカード形式でお支払いしています。Amazonアカウントさえお持ちであれば交付後すぐにご利用いただけて、有効期間も約10年と長いため、失効してしまう心配もありません。副業やお小遣い稼ぎにご興味のある方は以下より詳細をご覧ください。
4-2.モニター登録方法
・公式LINEアカウントを友だち追加
・新規登録アンケートに回答(所要時間:約5分)
・登録後、案件情報をLINEトーク画面にて随時お届けします!
4-3.よくある質問はこちら
■本件に関するお問い合わせ
株式会社NeUニューロマーケティングチーム
E-mail info@neu-brains.com