NeU Brain Forum 2017 脳科学の社会実装をテーマとした企業向けフォーラムを開催します。
「NeU Brain Forum 2017 脳科学の社会実装をテーマとした企業向けフォーラム」
近年、日本では少子超高齢が進んでおり、それぞれの人口層でさまざまな問題がある。働く人には、ストレス対応やより効率よい働き方が求められており、また高齢人口層の増大により、認知症の未病対応はまさに求められている状態である。企業も世界的な競争が年々増し、差別化ある製品を出していくためには、より人を理解することが更に大切となってきている。
このような中で、脳科学による解決方法、特に日常環境にて脳活動を計測する技術とそこで得られる知見は、社会の課題解決に役立つようになってきている。今回のフォーラムでは、4つのポジションに分けて現在利用可能なソリューションについて説明をしていく。
主催:株式会社NeU(ニュー)
日時:2017年11月15日(水曜日)11:00-17:00
会場:TKP神田ビジネスセンター フォーラム&脳計測ハードウェア展示
<プログラム>
1.ウェアラブルNIRSハードウェアの原理/特徴/同時計測 11:00-12:00
2.ニューロマーケティング/脳科学のマーケティングへの応用 13:00-14:00
3.働き方改革:脳の計測による、組織活力の見える化【テレビ東京WBSでも紹介】 14:30-15:30
4.最先端ブレインフィットネスの紹介 16:00-17:00
※それぞれの個別プログラム単位でご参加いただけます。各回30分前から受付開始します。
※参加費は無料です。ただし、企業向けセミナーです。一般消費者の参加はご遠慮願います。
※同業会社の方のご参加はお断りします。
※ご事情により本サイトpeatixからお申し込みができない場合は、forum@neu-brains.com 株式会社NeUフォーラム事務局へメールしてください。(氏名、会社/部署名、連絡先お電話番号、ご希望のプログラムをご連絡ください)
<プログラム詳細>
全体進行: 株式会社NeU 代表取締役(CEO)長谷川清
1.ウェアラブルNIRSハードウェアの原理/特徴/同時計測 11:00-12:00
発表者: 鈴木康之 脳計測ハードウェアビジネスユニット マネージャー
NeUでは、より日常に近い環境で脳活動が計測可能な小型・携帯型NIRSを販売しています。その計測原理、他の脳活動計測技術との違い、製品ラインナップ、他の生体計測装置との同時計測の事例をご紹介します。
(1) NIRSの基本原理
(2) 前頭・側頭型NIRS(ウェアラブル光トポグラフィ)の特徴と計測例
(3) 小型携帯型HOT-1000の技術紹介の特徴と計測例
(4) 運転時のドライバー状態の可視化「iPhoneドライブレコーダー」との同時計測
(5) 筋電計との同時計測
2.ニューロマーケティング/脳科学のマーケティングへの応用 13:00-14:00
発表者: 吉村美奈 脳科学コンサルテーション ビジネスユニット シニアマネージャー
NeUでは、脳科学の知見を活かしたコンサルテーションサービスを提供しています。マーケティングリサーチだけではなく、商品企画や設計段階から脳計測により「人」を知ることを通して、お客様の研究開発、商品企画、設計、マーケティング活動など、幅広くご支援させていただいております。
(1)主観評価と「脳に聞く」評価法の違い
(2)脳科学を活用した商品/サービス開発の事例紹介(乗り物、食品、玩具など)
(3)スマホ動画広告「LEXUSレクサス」の評価
3.働き方改革:脳の計測による、組織活力の見える化【テレビ東京WBSでも紹介】 14:30-15:30
発表者: 板谷香織 ブレインフィットネスビジネスユニット マネージャー
脳に直接聞くことで、これまでのアンケートではわからなかったリアルな組織の状態を可視化!残業時間の削減ばかりが取りざたされている昨今、それで働き方改革だと言えるでしょうか。組織の活力を見える化し、セグメントにマッチした介入施策を導入すること、組織の生産性を上げるためには、個々が「集中」と「ストレスリダクション」をコントロールし、効率よく脳を使うことが求められます。NeUは働く世代にメリハリある会社生活を送っていただくために脳の計測で状態を可視化し、脳科学の観点からソリューションを提供します。
(1)働き方改革の動向
(2)脳の計測による「組織活力の見える化/ストレスチェック」
(3)IT企業システムエンジニア職での事例紹介
(4)改善のための介入施策例
4.最先端ブレインフィットネスの紹介 16:00-17:00
発表者:川島隆太 NeU 取締役(CTO)(東北大学 加齢医学研究所 教授)
ブレインフィットネスでターゲットとする認知機能(こころの働き)は、認知速度と作動記憶の2つです。これらのトレーニングを継続すると、大脳皮質の体積が増え、直接トレーニングと関係しない認知機能も向上することを証明してきました。NeUは超高齢社会においても、全ての人々に健やかで穏やかな毎日を送っていただくことを可能とするため、ニューロフィードバックという最先端理論を応用して、トレーニング効果を極限まで高めた楽しいブレインフィットネスを提供します。
(1)いわゆる「脳トレ」研究の歴史
(2)脳を鍛えることの意味
(3)最先端ブレインフィットネスの紹介
(4)新たな試作の紹介