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大学時代にNIRS(ニルス:光トポグラフィ技術)を用いて、脳と感情の働きの関係を調べる研究を行っていました。また前職では、マーケティング業務に携わり、課題に直面した際、科学的な数値の重要性を改めて実感しました。その経験からか、学生時代から興味のあったNIRSでマーケティングの課題を解決したいという思いが強くなり、脳とマーケティングの両方を仕事にできる、NeUへの入社を決めました。
ニューロマーケティングとは、脳科学を活用し消費者心理や行動への理解をより深めていくもので、そのための実験業務を担当しています。例えば広告会社のTV-CMだと、脳科学の視点で評価をするための実験計画(VR空間内での脳活動&視線計測など)を立て、被験者の人選などを含め様々な準備をし、実験実施、データ整理・解析、そして広告のクリエイティブ評価を行い、最終的な 改善ポイントを提案しています。
NeUが得意としている研究領域と産業領域を繋いで、研究で判明したことを実際にマーケティングや商品に活かせるところが、一番の醍醐味だと思っています。NeUの研究領域は、今や「脳の見える化」にとどまらず、心拍や手汗などと組み合わせて、マルチモダル(複数の手段による)な実験へと進んでいます。今後さらに、マーケティングや商品企画で生じる悩みを、数多く解決できるようになると期待しています。
業務内容は専門的なことも多いので、理解が難しいことや知らないこともありますが、上司や同僚に丁寧にわかりやすく教えてもらっています。実験計画や実験手順で迷うときなども快く相談に乗ってもらえるので、学びながら業務を進めていける恵まれた環境だと思っています。先日も、クライアントへの実験説明の仕方に迷っていたのですが、先輩の助言で上手く説明することができました。
ニューロマーケティングは未だ国内では知名度の低い領域なので、まずはニューロマーケティングが支援できる領域を開拓し、人々の快適な暮らしに役立つ商品やサービスを多く提供して認知度を高めたいと思っています。そのためには、研究領域をもっと深掘りしたり、海外の先進的なニューロマーケティング事情を把握する必要があるため、常に学ぶ姿勢を持ち、更なるステップへチャレンジしていきたいと思っています。