脳活動をセルフチェックできる測定キオスク端末を発売

2018.01.24
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~自身の認知機能を簡単・手軽に店舗や施設で確認~

国立大学法人東北大学と株式会社日立ハイテクノロジーズのジョイントベンチャーである株式会社NeU(本社:東京都千代田区、代表取締役:長谷川清、以下、NeU)と、健康測定機器の販売やレンタルをする株式会社ウエルアップ(本社:横浜市西区、代表取締役:木村孝一、以下、ウエルアップ)は、ユーザーの脳活動を手軽に測定し、測定結果に脳トレ情報を印刷してお知らせするキオスク端末「前頭前野セルフチェック」を業界に先駆けて開発し、1月末より店舗や施設向けに販売を開始いたします。

日常的な環境の中で脳活動を実際に測定しながら、その結果を即時に伝えてユーザーに伝えるキオスクシステムとしては、業界でも今までにないシステムです。

「前頭前野セルフチェック」は、近赤外光を使い日常的な環境でも計測が可能である光トポグラフィ(NIRS)技術を活用したNeUの簡易脳活動測定器(HOT-1000、以下「脳センサー」)、NeU取締役であり東北大学加齢研究所 川島隆太教授の長年に渡る脳科学研究の知見を基にコンテンツ開発されており、ユーザーが気軽にかつ簡単にセルフチェックが出来るように、キオスク端末の形状とし街角で体験できる仕立てとなっております。

「前頭前野セルフチェック」は、「脳センサー」をつけて、3種類の簡単な問題をすることで、脳の司令塔である前頭前野の血流をチェックし、脳の活動量をもとにその人の脳の活動レベルを年代別のランキングで評価します。同時に、「頭の回転速度」「注意力」「記憶力」など脳力について、脳の活動量と問題の正答率でスコアを算出します。結果はプリントアウトし、様々な脳トレやおすすめ情報を提供します。

総人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は27%を超え、65歳以上の認知症人口は、予備軍も含めると800万人超。国の医療費・介護費の負担は増大する中、シニア層は、「脳の健康」に大いに関心をもち(弊社アンケートより、後述)、自身の健康寿命延伸のために、積極的に取り組む傾向が見受けられます。自身の脳の活動レベルや脳力などをチェックできる測定器は、シニアの健康維持において大きな貢献が期待できます。

◆製品特徴

・脳の司令塔と言われている前頭前野の脳活動をセルフチェックできる測定キオスク端末。

・“脳センサー”で脳活動を測定しながらチェックし、前頭前野の活動レベルがわかる。

・チェック時間は約3分。“脳センサー”をつけて、 3種類の問題をするだけ。

・シニアの方にもわかりやすい画面構成。

・測定結果は、プリンターにて印刷しユーザーにお渡し。プリンターは、選べる2タイプ(店頭向きのモノクロレシートタイプ、フルカラーA4タイプ)

・チェックコンテンツは、“脳トレ”生みの親 川島隆太 教授が開発(NeU取締役CTO、 東北大学加齢研究所)。脳科学の知見に基づき開発。

◆標準価格

80万円(予定) *タブレット(アプリケーションインストール済み)、プリンター、脳センサー、什器含む

◆想定される導入場所と使い方は、以下を考えています。

■ドラッグストアやスーパーなどの店頭

昨今、健康コーナーやヘルスコミュニケーションスペースなどを設けるスーパーやドラッグストアが増えています。血圧計などと並び、「前頭前野セルフチェック」を設置することで、脳の活動レベルを定点観測的に確認することができるため、多くの顧客の継続的な来店が期待されます。また測定結果レポートに掲載される脳トレを入手するために、来店頻度も高くなることが想定されます。測定結果レポートには、店舗のおすすめ情報などを掲載。脳によいサプリや食品などのプロモーションが実現します。

■行政の福祉保健局や公民館、体育館など

行政が運営する健康ステーションや管理施設などに、「前頭前野セルフチェック」を設置することで、住民の方の「脳の健康」に対する意識が高まります。また測定結果レポートをもとに、住民の方へのアドバイスなどもスムーズに行うことができます。定期的に開催されている「認知症予防教室」や「あたまの健康教室」などでも、有効に使っていただけると考えます。

■スポーツクラブや運動施設

健康寿命の延伸のために、ウォーキングや筋トレに積極的なシニアが増えています。「体の健康」に関心高い方は、「脳の健康」にも関心が高いことがわかっており、よって「前頭前野セルフチェック」をスポーツ施設などに導入することで、脳のトレーニングという新しいサービスの提供が可能になります。団塊の世代が70歳を超える今、新しいビジネスチャンスとして、期待されると考えます。

◆脳の健康に関するアンケート結果

(2017年12月1日~3日 ・インターネット調査、50歳~69歳の男女533名、株式会社NeU実施)

・約7割が「脳の健康」に関心がある。

・55%が、「前頭前野」を測って脳機能をチェックしたい。

 

詳細はこちらのPDFをご覧ください。→20180124release_selfcheck

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