脳活動の多人数同時計測システム(研究用途)の発売開始 ~最大8人の前額部の脳血流量変化を計測し表示~

2021.03.29
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国立大学法人東北大学と株式会社日立ハイテクのジョイントベンチャーである株式会社NeU(本社:東京都千代田区、代表取締役:長谷川清、以下、NeU)は、8人までの前額部での脳活動を同時に計測し表示するシステムMPMS-HOT-2000-8(4人用はMPS-HOT-2000-4)を発売致します。

MPMS-HOT—2000-8は、同時に8人までの脳活動をリアルタイムに計測し画面に一覧でモニタリングすることができ、同期したデータログが保存できます。脳活動センサーHOT-2000は複雑なセットアップの必要がなく、容易に装着・計測を行うことができます。またワイヤレスで計測できるため、日常的な環境、たとえば、授業や会議、共同作業など人と人とのコミュニケーションの可視化や、一度にたくさんのデータを取得したいなどの用途に適しています。

システムの構成は、以下のとおりとなります。
・ 脳活動センサー HOT-2000              8台 (4台)
・ コントロールセンター(PC)          1台
・ 計測ターミナル(PC)                 2台 (1)
・ Ethernet Hub                         1台
・ Ethernet ケーブル                       3本(2)
・ 計測アプリケーション                 1式
・ 専用ケース                              1式

【「HOT-2000」について】

「HOT-2000」は、近赤外光を用いた脳機能計測技術NIRS(Near Infrared Spectroscopy)を活用した最新の開発製品です。微弱な近赤外光を使って前額部の2点を計測するヘッドセット形状のウェアラブル型装置で、重量が約129グラムと軽量であり、装着してからすぐに計測が開始でき、日常環境でも手軽に使用することができます。装置本体は片手でひもを引くだけのワンタッチ装着、センサー部分はスライド機構となっており、左右60mmの範囲で調整ができ、リチウムイオン電池を搭載することで約4時間連続使用が可能です。

チャンネル数: 2チャンネル (スライドによる横位置調整機能付 60mm)
光源:          LED
通信方式:      Bluetooth4.0LE
アウトプット: 脳活動指標、心拍数、6軸加速度
重さ:          約129g
電源:          内蔵リチウムイオンバッテリー(連続計測 約4時間)、USB給電

 

NeUでは、光計測技術や脳科学の知見を活かし、より日常に近い環境でも使用が可能な脳活動計測装置の開発を目指し、ヒトを知るテクノロジーを世界に広げることにより社会に貢献して参ります。

>>「MPMS-HOT-2000-8(4人用はMPS-HOT-2000-4)」カタログのダウンロードはこちら

 

価格等のお問合せ先

株式会社NeU info@neu-brains.com
℡ 03-6260-9050 Fax 03-6260-9051

■株式会社NeUについて

会 社 名: 株式会社NeU(ニュー)
東北大学の認知脳科学の知見と、日立ハイテクの携帯型脳計測技術を軸に2017年8月に設立
所 在 地: 東京都千代田区神田司町 2-2 新倉ビル
代 表 者: 代表取締役 長谷川 清
資 本 金: 3.59億円(資本剰余金を含む)
事業内容: 脳科学の産業応用事業
URL : https://neu-brains.co.jp/

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