【HOT-2000】携帯型脳活動計測装置HOT-2000のAPIを提供開始

API連携によってニューロフィードバックトレーニング等を目的としたアプリケーション研究開発が可能に

国立大学法人東北大学と株式会社日立ハイテクのジョイントベンチャーである株式会社NeU（本社：東京都千代田区、代表取締役：長谷川清、以下、NeU）は、VR研究者を対象にアプリケーションへの組み込みを目的としたアプリケーション・プログラミング・インターフェース（以下、API）の提供を開始いたします。本APIとの連携により、VR/XR-HMD（ヘッドマウントディスプレイ）を使用したニューロフィードバック/バイオフィードバックに関する研究の事例創出や技術深耕を図ってまいります。将来的には、アプリケーションを開発するビジネスパートナーと事業展開を推進するとともに、企業向けの検証などのご要望にも対応してまいります。

■提供方法について
APIの仕様や提供方法などの詳細は、お問い合わせ頂いてから個別に回答とさせていただきます。
なお、本APIを事業目的でお使いいただく際には、別途、当社での審査が必要となります。

【HOT-2000の主な仕様】

【HOT-2000 API（NeUrofeedback Platform）の開発環境】

※開発環境や仕様は予告なく変更する場合があります。

VRの活用はコンシューマ向けのエンターテインメント分野をはじめ、教育・医療現場への活用やものづくりにおける設計シミュレーション、遠隔コミュニケーションなどさまざまな分野で広がりを示しており、VR空間における研究ニーズは、今後ますます高まっていくものと考えております

研究市場においても、視聴覚の感性評価研究に必要な実験環境がVR-HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を用意するだけで簡便に構築できることから、市場性はますます高まると考えられます。

VR-HMD視聴中の脳活動を計測する『HOT-2000-VR』

『HOT-2000-VR』は、モバイル形状での計測を実現した携帯型脳活動計測装置HOT-2000をVR-HMD装着時でも計測可能とするために仕様をカスタマイズした製品です。
詳しくは、下記リンクをご覧ください。
https://neu-brains.co.jp/information/press/2022/07/14/2418.html

NeU-VR事業の記事や共同研究事例・実績等

■豊田都市交通研究所と大同大学との共同研究
・ヘッドマウントディスプレイを用いた高齢運転者の無信号交差点での空間認知に関する研究
https://neu-brains.co.jp/information/press/2021/03/31/1878.html

・共同研究論文「Effects of Physical Functional Characteristics of Older Drivers on Spatial Cognition at Unsignalized Intersections」がEASTSに採択
https://neu-brains.co.jp/information/press/2023/09/17/2938.html

■株式会社NeU
日本画像学会誌第239号の特集“Imaging Today”(p.324-331)に解説論文『VRと脳活動計測』を掲載
https://neu-brains.co.jp/information/media/2019/07/15/984.html

■人間の目レベルの解像度を有するハイエンドVR/XRハードウェアを開発するVarjo社の「Software Partner Program」に参画、VR/XR領域の研究開発促進を支援
https://neu-brains.co.jp/information/products/2022/08/22/2468.html

■株式会社NeUについて

会社名　： 株式会社NeU(ニュー)
設立　　： 東北大学の認知脳科学の知見と、日立ハイテクの携帯型脳計測技術を軸に2017年8月に設立
所在地　： 東京都千代田区神田司町2-2 新倉ビル
代表者　： 代表取締役　長谷川 清
資本金　： 1億円（資本剰余金含む）
事業内容： 脳科学の産業応用事業
URL　　： https://neu-brains.co.jp/