【事例紹介】「福祉ネットワークやえやま」で、脳活動センサーを使いながら脳トレドリルを実施

2019.09.01
892
  • share
  • share
  • share

デイサービスで脳活動を可視化しながら脳トレドリルを実施

「福祉ネットワークやえやま」(やえやま)で、認知機能の維持・向上を目指して「脳トレドリル」と脳活動を可視化する脳活動センサーとアプリによる認知機能の改善を実施しました。

株式会社NeUは、川島隆太博士の長年の科学的研究に基づき、「脳トレドリル」と脳活動を可視化するアプリ「Brain Meter」を、「やえやま」に提供しました。

「やえやま」に入所もしくは通所している65歳以上の高齢者の方に、3か月間で週2回以上15~30分程度の脳活動を可視化しながら脳トレドリルを実施していただきました。

スタッフが声かけし、脳活動の活性化をサポート

認知機能の維持・向上には、脳トレ中の前頭前野の活性化が重要と、長年の研究からわかっています。そこで、「脳トレドリル」を実施する際に、「Brain Meter」で脳活動を可視化しながら、その状態に応じて、スタッフがご利用者に声かけをするなど工夫しました。

スタッフは、ご利用者の脳活動が鎮静化していたら、「もう少し速くやりましょう」など声をかけてアドバイスし、ご利用者の脳に適切な負荷がかかり、脳がより活性化するように導きます。また脳活動が活性化していたら、「すばらしい、よい調子です」と伝え、ご利用者の脳の活性化の継続を促します。

3か月間のドリル実施により、MMSE(※1)及び脳活動スコアは有意に上昇。認知機能の改善を確認しました。
詳細はこちら

※1:認知症スクリーニング検査、「Mini Mental State Examination」の略

今後もNeUは、さまざまな施設へ脳トレや脳活動センサーを提供し、多くの方の認知機能の維持・向上を支援してまいります。

福祉ネットワークやえやま

https://akayura-ishigakijima.com/

 

■株式会社NeUについて

会社名 : 株式会社NeU(ニュー)
設立  : 東北大学の認知脳科学の知見と、日立ハイテクの携帯型脳計測技術を軸に2017年8月に設立
所在地 : 東京都千代田区神田司町2-2 新倉ビル
代表者 : 代表取締役 長谷川 清
資本金 : 3億5,900万円(資本剰余金含む)
事業内容: 脳科学の産業応用事業
URL  : https://neu-brains.co.jp/

■本件に関するお問い合わせ

株式会社NeU 担当:糸藤
E-mail info@neu-brains.com

  • share
  • share
  • share