ブレインフィットネス 【脳のトレーニングとチェックメニュー】
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ブレインフィットネス導入企業インタビュー
沼畑 辰也さん(株式会社日立ハイテクノロジーズ・2018年技能五輪金メダリスト)
× 長谷川 清(株式会社NeU代表)
脳科学は、
技術者をもっと支えられる
株式会社NeUのブレインフィットネスを導入し、若手技能者日本一に輝いた沼畑辰也さん(写真左から2番目)。
株式会社日立ハイテクノロジーズに所属する、若干20歳の技術者です。
沼畑さんは2018年秋、U23世代の技能者日本一を決める「第56回技能五輪全国大会」の機械製図部門で見事、金メダルに輝きました。
沼田選手の金メダル獲得を支えたのがNeUのブレインフィットネスでした。
同社では、
18年5月より「携帯型脳活動計測装置HOT-1000」を導入。
株式会社NeU取締役で、東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太監修のもと、脳内のどこが活性化しているかを詳細にモニタリングしながら、
集中力や短期記憶力を高めるトレーニングを行ってきました。
沼畑さん:
導入後は毎朝10分程度、集中力を高めるための脳トレを行ってきました。時間は短いですが、かなり頭を使ってトレーニングするので、集中して取り組まないといけません。使い始めて数ヶ月くらいで、少しずつ記憶力が上がってくる実感がありました。実際、模擬テストのようなものをやってみると、着実に結果が出ていることが分かったんです。
前頭前野は鍛えられる!
なぜ、沼畑さんが脳トレを行ってきたのかというと、機械製図は「短期記憶」が鍵を握るから。 技能五輪全国大会の競技では、支給された部品の寸法を実際に測って3DのCADに図面を起こし、さらにその図面上に寸法を記入していきます。 複数のデータを素早く記憶する力と、高い集中力が求められるのです。
沼畑さん:
一度頭に入れたデータを忘れてしまうと、最初から測り直さないといけないので大きなタイムロスになります。 集中力を保ちながら複数のデータを覚え、なおかつ手元の技術を生かせないと技能五輪では戦えないんです。
長谷川:
技能五輪に出場する選手には、短期記憶を鍛えるトレーニングを行っていただきました。そのうえで、ひとりひとりの得意不得意を考慮し、それぞれにトレーニングを組み立てていきました。また、ライフスタイルに関する指導、例えばしっかりとした朝食を摂ることや、脳科学の大家である川島隆太博士による講義を聴講するなど、意識づけなども行ってきました。
HOT-1000を使うと、脳がどの程度活動しているかを調べることができます。これをもとにプログラムの難易度を調整し、前頭前野を鍛えていただきました。金メダルは、沼畑さん本人と周りの努力の賜物ですが、粘り強くトレーニングを続けてくれた結果でもあると思っています。
技術者を、生活者を「脳科学」で支える
最先端の脳科学によって、これまで明らかではなかった日常環境の中での 脳の活動(活性化)を可視化することができるようになりました。
NeUのブレインフィットネスは、この可視化技術を、技術者、スポーツ選手、 生活者などに役立てることを目的に開発されたもの。 より効率的に能力を発揮できれば、社会をよりよい方向に変えていけるはずです。
長谷川:
私たちのミッションは、社会で活躍する人たちが、いきいきとした生活を送れる環境をつくることです。ブレインフィットネスは、技能競技に挑戦する技術者だけでなく、スポーツ、介護、働き方改革での生産性向上などにも役立てていけると考えています。そのためにも、まずは、脳トレを必要としている技能五輪の選手の皆さんのサポートに尽力していきます。沼畑さん、これからもよろしくお願いします。
沼畑さん:
ありがとうございます。体と同じように脳を鍛えることができるなんて考えてもみませんでしたが、以前より頭のなかの処理速度が確実に上がった感覚があります。選手としてだけでなく、いずれは現場の方々に信頼される製図オペレーターとして活躍できるよう、来年の国際大会に照準を合わせてトレーニングを続けていきます。サポート、引き続きよろしくお願いします!
- 写真左より
- 株式会社日立ハイテクノロジーズ 技能訓練グループ 石川豊和さん
- 株式会社NeU 代表取締役 長谷川清
- 株式会社日立ハイテクノロジーズ 技能五輪金メダリスト 沼畑辰也さん
- 株式会社日立ハイテクノロジーズ 技能五輪指導員 水尾考志さん
- インタビュー:茨城県ひたちなか市 株式会社日立ハイテクノロジーズにて
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